メニュー

矯正歯科

歯並びが気になる。矯正する?しない?

日々の生活を送るなかで、学生さんであれば友達や先生とふれあい、社会人であればお仕事の同僚や取引先の方との人間関係を大切にしていると思います。
そのような日常で、自分の歯並びの悪さにコンプレックスを感じて引っ込み思案になってしまったり、自信をもって自分の考えを伝えたりすることに苦手意識を持ってはいませんか?
もし、歯並びが悪くその見た目が気になっていて歯並びを良くしたいなど審美性(見た目)の改善を考えているのであれば、歯並び治療の相談・アドバイスをいたしますので是非ご相談下さい。

もちろん、自分の歯並びの悪さをそこまで意識していないという方もいると思いますが、自分では気にはなっていないけど歯並びが良くなることで普段の生活の質が上がるということに興味があれば歯並びについてのアドバイスをさせていただきますのでご相談下さい。

歯並びの矯正治療を始めるタイミングは?

歯並びの治療を始めるタイミングは、歯並び以外の問題が無いのであれば成人の方であればいつからでもできますが、虫歯があったり歯周病で歯茎や歯を支える骨の状態が悪いのであればそれらの治療をしっかり行い、さらにご自身でのセルフケアが丁寧にできるようになってから歯並びの矯正治療を行うほうが良いでしょう。
せっかくお金をかけて行うことなら、良い結果を得られる方が絶対にいいですからね。
歯周病で歯が動いてしまって歯並びが悪くなった場合は歯並びを良くしたあとに後戻りしやすいのでセルフケアと定期的なメンテナンスはとても重要ですし、セルフケアのレベルが上がればその分虫歯にもなりにくい環境を維持できるということをモチベーションにしてもらいたいです。

歯並びの治療を始めるタイミングで判断が難しいのは小さなお子様の歯並びについてです。
乳歯が生えそろった頃の顎の大きさやその後の成長、乳歯から永久歯へ生えかわるまでの混合歯列期などお子様のお口の環境は移り変わりが激しいので、その時に何をしてあげられるかをその都度考えて対応する必要があります。
タイミングによってできることとできないことがありますので、お子様の歯並び相談についてはフッ素塗布(当院では無料で実施)などの定期検診を受けていただくなかで、その時のお子様のお口の状況に合わせた歯並びについてのアドバイスや治療についてのご提案をさせていただきます。

もちろん、親御さんがお子様のお口のことで気になることがあれば随時対応していますのでご相談下さい。

矯正治療の種類と費用。

現在、歯の矯正治療の方法は、大きく分けて歯にブラケットを装着しワイヤーを用いて歯の移動を行う治療法と、マウスピースを装着して歯を移動させる治療法があります。
それ以外では、小児期~思春期頃までに顎の成長を促したり抑えたりするために装置を利用する方法がありますが、これは歯自体を直接移動させるものではありません。
従来よりも見た目や生活の質を考慮するようになってきている現在はマウスピースでの矯正治療が主流になりつつあるものの、ワイヤーでの矯正治療が選ばれるケースも少なくありません。

それぞれの費用についてですが、一律いくらと言うことができさせん。
歯並びの状態は一人ひとり違いますので、その状況にどのような方法が必要なのかでかかる費用と治療期間が異なります。
マウスピース矯正の費用は治療に要するマウスピースの数でおおよその金額が決まり、ワイヤー矯正の費用は歯並びの状況に応じてその治療に必要な技術料でおおよその金額が決まります。
そのため費用に関しては、診査・診断を行ったうえでの提示となります。

マウスピース矯正の診査・診断費用は¥30,000、ワイヤー矯正の診査・診断費用は¥3,000~¥5,000です。(参考として、ワイヤー矯正による部分矯正治療で、前歯部1~2歯のみの比較的容易な歯並び改善であれば¥50,000~、前歯部3~4歯の部分矯正で¥150,000~、※目安として)

小児期に顎が小さいために前歯が生えるスペースが不足しているケースでは、顎を広げることで前歯のスペース不足改善が行えます。
このケースに使用する器具(拡大床装置)の費用は1装置¥88,000ですが、この装置で治療を行う場合、上下顎で同時に行うことが基本なので、上顎のみまたは下顎のみの治療で改善可能なケースを除き¥176,000(1装置¥88,000×2装置)となります。(※乳歯、永久歯の状況によってはこの装置による治療が行えない場合があります)

マウスピース矯正とワイヤー矯正の長所と短所

マウスピースによる矯正治療は、見た目が良い状態で治療を行うことができることと口腔内の衛生環境を管理しやすいことが最大の長所です。
マウスピース矯正は透明な材料でできたマウスピースを使用するので見た目が目立たず、かつ取り外しが可能ですから食事の妨げにもならず、歯磨きをする際も普段通りの管理が行えます。

短所としては、マウスピース矯正は万能というわけではなく歯並びの状態によっては適用できない場合があるところです。
マウスピースでの矯正治療が適用できるかどうかは診査・診断が必要となりますのでマウスピース矯正を検討されている方はご相談下さい。

ワイヤーを用いる矯正治療は、見た目が目立つことが避けられないことのみならず歯に装置を接着しての治療となるため歯磨きがしづらくなることが短所です。
その結果、よほど丁寧に衛生管理をしておかないと矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうということが少なくありません。
しかし、マウスピース矯正とは逆にほとんどの症例に適用できるのがワイヤー矯正の強みであるということが長所となりますので、マウスピース矯正の適用ができない状態の歯並びの改善にはワイヤーによる矯正治療の案内をいたします。
全顎的に歯並びがかなりガタガタで矯正治療に高度な技術と長期間の介入が治療と判断したケースについては矯正のみを専門とする矯正歯科への受診を案内させていただくこともありますので、歯並びにお困りの場合にはご相談下さい。

歯並びが良くなることで行動にも変化が。

歯並びの悪さを気にしていた人が矯正治療を受けて審美性(見た目)が良くなったことで、周囲の人達と積極的に接するようになったり、人前でのプレゼンテーションの場で以前よりも前を向いて発表を行うようになるなど行動変容が見られるケースがあります。
これは、今まで歯並びの悪さを気にして口元に持っていたコンプレックスが、矯正治療により改善された例と言えます。
人の心と身体の関係は無関係ではなく、心理的不安が解消されるとそれまで出来ていなっかったことが自然にできるようになったり、物事に積極的に取り組むようになったりと良い意味で行動変容が起こります。
人の人生において身体的健康と精神的健康はどちらも大切なものです。
歯並びが悪く口元が気になる、歯並びを良くしたいとお考えの方はぜひ一度ご相談下さい。

歯並びの良さは生活の質にも関わる。

歯並びの悪さを気にして口元を意識していた人には、歯並びを良くしたことで自分の行動に自信を持てるようになるなどの前向きな変化が見られたりしますが、起こるのは行動変容だけではありません。
見た目が良くなることで行動に自信が持てるようになることは精神的康獲を得た結果と言えますが、歯並びが良くなれば歯磨きの際のセルフケアのしやすさも得られますから、実際には身体的健康『お口の健康を維持していくために衛生管理をしやすい環境』も向上していることを理解してもらえることでしょう。

時間と費用をかけて得られたものですから、それを大切にしようとしてより一層セルフケアや定期検診での予防への意識も高まることでしょう。
ご自身の持つ健康の価値は、意識していないと意外と簡単に失われてしまうものです。
歯並びの治療により得られるものは、口元の見た目やセルフケアをしやすくなったお口の環境だけでなく、そういったものの価値に対しての意識、ひいては生活の質の向上であると蕨・さくら歯科では考えて日々の診療に取り組んでおります。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME